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アトピー性皮膚炎とステロイド剤

「アトピー性皮膚炎」と聞くと「ステロイド剤」とは切っても切れない関係にあるかもしれませんね。「ステロイド剤」は、見た目の症状の改善には即効性がありますが、実は治してるんじゃなくて悪化させてる場合もあるのです。

「ステロイド剤」よる害の一例を書きますね。

網膜剥離
腎陰虚を作る(腎系にダメージ) ⇒ アトピー性皮膚炎の体質が悪化することも
糖尿病を起こさせる
瘀血を作る
骨粗鬆症・大腿骨頭壊死 
神経症状(うつetc.)
免疫異常・感染症の悪化
白内障・緑内障
皮膚炎・潰瘍・色素沈着・ステロイド性挫創
心不全
多毛・ムーンフェイス
月経異常

人にそなわった自然治癒力を奪う
・・・etc.

だから症状のひどいときは、短期間の使用にとどめ、出来るだけ「ステロイド剤」に頼らない治療をすることが望まれます。

長期にわたって「ステロイド剤」を使用してしまっていたら、「ステロイド剤」を即中止しないでください。適切な処置のうえで徐々に止めていかないと、身体は「ステロイド剤」に慣れてしまってますから、すごい反応を出してしまいます。

「適切な処置」というのも簡単ではありません。だから、「ステロイド剤」は、止めにくいのです。しかし、「ステロイド剤」を止めないと良くならない場合がほとんどなのです。

一例ですが、お腹を丈夫にしてあげることでアトピー性皮膚炎が良くなった例もあります。皮膚症状ですが、身体全体を考えなければならないのがアトピー性皮膚炎なのです。

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アトピー性皮膚炎の食養生

アトピー性皮膚炎では、食べるものの影響があるとされています。ごく一部ですが、「食べて良いもの」「食べて悪いもの」をご紹介します。

・砂糖は、悪い
  砂糖の変わりにハチミツにするとよい。
・ピーナツは、悪い
  アトピー悪化する
・お餅は、悪い
  アトピー悪化する
・果物は、悪い
  甘さ・冷えの両面でよくない
・ゴマは、良い
  肌をすべすべにする
・ハトムギは、良い
  肌をきれいにする

あと、水分の摂り過ぎは、皮下に熱をこもらせてアトピー性皮膚炎をを悪化させるので注意が必要。とにかく、身体(特にお腹)が冷えてる方にアトピー性皮膚炎の症状のある方が多いので、冷やす食べ物・飲み物は、避けた方が無難です。

アトピー性皮膚炎は、皮下の熱の放散がうまくいかなくて熱がこもり、赤く炎症をおこし痒くなる病気です。うまく熱を放散できるような身体作りが必要になります。

次回は、アトピー性皮膚炎とステロイド剤について書きますね。

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メタボリックシンドロームの診断基準

リンク: メタボリックシンドロームの診断基準.

必須項目となる内臓脂肪蓄積(内臓脂肪面積100平方cm以上)のマーカーとして、ウエスト周囲径が男性で85cm、女性で90cm以上を「要注意」とし、その中で
①血清脂質異常(トリグリセリド値150mg/dL以上、
  またはHDLコレステロール値40mg/dL未満)
②血圧高値(最高血圧130mmHg以上、
  または最低血圧85mmHg以上)
③高血糖(空腹時血糖値110mg/dL)
の3項目のうち2つ以上を有する場合をメタボリックシンドロームと診断する、と規定しています。

最近話題の「メタボリックシンドローム」は、動脈硬化性疾患(心筋梗塞や脳梗塞など)の危険性を高める複合型リスク症候群のことです。上記基準うち多く合併するほど動脈硬化を促進して脳梗塞や心筋梗塞などを起こしやすくなります。

これらを基準値内に収めるのに、漢方薬が利用できます。内臓脂肪を減らす漢方薬もあります。全体をバランスよく整えるっていう意味で、漢方薬はメタボリックシンドロームにも有効です。からだの歪を是正するのが漢方薬ですから。

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うつ病の身体症状

リンク: Yahoo!ヘルスケア - 家庭の医学 - 概説 / 症状.

身体症状
 よくみられる身体症状としては、全身倦怠感、食欲不振、不眠、頭痛、肩こり、めまい感、性欲減退、聴覚過敏(耳鳴り)、口渇、胸部圧迫感、心窩部(みぞおち)不快感、吐きけ、腹痛、便通異常、腰痛、手足のしびれなどが現れます。

漢方的(東洋医学的)にみると、ここに書かれている症状は、水分摂取と関連が深いものが多く含まれています。

西洋医学では、水分をたくさん取るように指導していますが、湿度の高い日本では、体内に水分が滞ってしまい「うつ病」をはじめいろいろな疾患を生んでしまいます。

上記症状の中で水分が滞って出ることのある症状は、
 食欲不振・頭痛・肩こり(右の場合が多い)・めまい・耳鳴(右の場合が多い)
 口渇・心窩部(みぞおち)不快感・吐きけ・腹痛・便通異常
 腰痛(左の場合が多い)
などです。

ここで書いている「水分」を指すものは、
 ビール・ジュース・ミネラルウオーター・お茶・コーヒー・うどんの汁などの液体、
 御飯に含まれてる水分・うどんに含まれてる水分などの固形物内の水分

トマトなんて固形物ですが、90%以上は水分ですからね。

この場合の漢方的治療法としては、「うつ」の症状に効果のある漢方薬と水分代謝を良くする漢方薬を体の状態に合わせて服用し、水分の摂取を適正にすることが必要です。

水分を多く取ったから「うつ病」になるとは限りませんが、可能性は高くなります。ですから、水分の摂取は、あまり多くならないようにしましょう。(しかし、脱水にならないように注意はしてくださいね。)

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はじめまして

みなさん、はじめまして。ブログオーナーです。

私は、薬局を経営する薬剤師です。漢方薬(東洋医学)を中心に営業をしております。

私の独断ですが、西洋医学は、表面的な症状をとることに専念しすぎて肝腎の「治す」ことに力点が置かれていないように思います。おまけに西洋医学は、気候の違う乾燥地域の医学ですから、日本人に合わない養生法があたりまえのように紹介されて、あたかも正しいように伝えられてます。

漢方薬(東洋医学)は、2~3000年もの間、成功や失敗を繰り返してながら出来てきた完成度の高い方法論です。方剤も、ずっと昔から使われてきて安心な組合せが出来上がってます。

西洋医学の薬には、漢方薬(東洋医学)のように息の長いものは、そうあるものではないです。

そういう意味安心です。

漢方薬でも風邪などの急性病に対しては、西洋薬より即効性が認められる場合もあります。即効性に乏しいとお考えの方が多いですが、それは、治療に時間のかかる慢性的な疾患に漢方薬が使われることが多いからです。西洋薬では、治しにくい慢性疾患に漢方薬で効果が出る場合が少なくないからです。

ただ、薬の選定を東洋医学独特の方法で行なわなければならないので、西洋医学一辺倒の今の日本の医学教育の中では難しくなってます。

これから、漢方薬のお話はもちろんのこと、食養生のお話も交えてさせていただきます。

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